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Swami Anand Svabhava. 彼が多感な青春時代を送る頃、アメリカではベトナム戦争をきっかけに反戦運動が湧き上がり、それは欧米型の物質的繁栄に疑問を呈するカウンターカルチャーを発生させた。やがてそれはヒッピームーブメントやフラワームーブメントと呼ばれ、ファッションや音楽、アートなどに反映され日本にも伝わってきた。当時の多くの若者がそうであったように若きSWAMIも強烈にその洗礼を受けた。それらのムーブメントにおける自然回帰、ナチュラル志向は多くの若者たちの共感を得たが、彼の心を強く捉えたのは、ムーブメントの根底に息づいていた東洋神秘思想に基づく精神世界であった。
自分自身を見つめ直そうとする国内外の放浪の旅の末、やがて彼は、インドのプーナへと辿り着き、1981年3月15日、Oshoからイニシエーションを受けSannyasinとなり、出家名、Swami Anand Svabhavaを授かる。(その意味するところはBliss is ourself -nature)
プーナにおける数々の体験の中で彼は多くを学んだが、自身が「ありのままの生を創造するただの人間である。」ことを知り、「探し求めていたものは自分自身の中にこそある。」と気付いた彼の目指した道は、宗教家や哲学者ではなかった。
自らが愛する音楽、アート、スポーツ、旅、踊り、笑い、の中に息づく深い精神性こそが魂の栄養に成り得ると確信し、独自の道を切り開いていくことを心に決めたのである。